DMC アブローダー
Broder special fil coton a broder
Art. 107
＊価格は１カセ (1束)の値段です
　箱単位でご希望の方は数量を12の倍数でご選択ください。

＊スマートレターでは、箱は１箱しかお送りできません。
　たくさんご購入の方で箱が欲しい方はレターパックライトをご選択ください。

#番手 (長さ)：
#20 (28m) , #25 (32m), #30 (40m)
*番手というのは、恒重式といって規定の重さでどれくらいの長さかの比率です。
　数字が大きいほど"細い"ということになります。

Col.
BLANC , B5200 , ECRU


DMCの刺繍糸はエジプトの超長繊維綿が使われています。
天然素材はシルクを筆頭に "細く・長い" というのが高級素材の指標になっています。
超長繊維、噛みそうですが…これが綿の最高級ランクです。

綿の繊維断面は楕円形のゴツゴツとした形をしていますが、刺繍糸はシルクの断面のような三角形になるようにシルケット加工というのが施されています。
この加工をすることで、表面は滑らかで、艶やかな光沢が生まれます。


次に気になっていらっしゃるのは25番刺繍糸とアブローダーの違いかと思います。

25番の刺繍糸は双糸(そうし: 2本の糸が撚られた糸)が６本まとめられています。
６本撚りの糸は六子糸(むつこいと)といいます。
必要な糸の太さに合わせて１本ずつ引き抜いて使っていきます。
ふんわりと空気を含んだ双糸で刺繍した作品は柔らかな印象です。

アブローダーはさらに毛羽焼きされた、つるりとした糸で作られています。
引き締まった双糸と双糸、計4本が撚られて１本になっています。
こちらはこの１本が束になっています。
25番刺繍糸に比べまとまりがあり、強度のある刺繍糸です。
頻繁にお洗濯をするもの、リネン等に入れる刺繍におすすめです。
刺繍もシャープに仕上がります。
ブティをされる方はバックステッチ部分や縁のボタンホールステッチに使われる方が多い糸ですね。


アブローダーの白色には２種類あります。
白い綿糸は基本、精錬漂白加工がされています。
BLANC（白）というのが綿の生地同様に色に経年変化が出てくる白、
B5200はさらに加工のされた色に変化が出ない白です。
ながーーーい目で見て、糸の色をデザインされるのもいいですね。


最後に…手縫い用の糸は右利きが動きやすい方向に動かすと撚りに変化が出にくい"S撚り"です。
ミシン糸は"Z撚り"この機会にぜひ糸を眺めて楽しんでください。


おしまい。
ご注文、お待ちしております。